2017 年 10 月 7 日
伝え切る力。その❸

これは、自分自身にコミットしてもらっているシーンです。
おはようございまする〜
季節の変わり目は、喉の調子が悪くなるのです…(^_^*)
唯一無二の接客コンサル
人財育成
『魔法の接客術』アドバイザー
スーパー営業サポーター
モヒカン紳士
生駒俊介でっす。
昨日は、もっと晴れる…と思っていましたが、思いの外曇りの中、家族で月に一回のお墓参りに行き意味のある一日を過ごせるコトが出来ました。
先週の9月28日の研修講演を終え、自身の伝える力について再考させていただきました。
その❶はコチラ
http://mohican.blog.jp/archives/72838108.html
その❷はコチラ
http://mohican.blog.jp/archives/72855588.html
で、その研修講演の場合…600名のスタッフを目の前にしてお話させていただいたのですが、ただ『いい話をきいた…』で終わっていただくのではなく、新しい思考にたち、新しい行動をしてもらうことをゴールとしてお話させていただきました。
過去の経験上、100パーセントの方にわかっていただくのは難しいですが、かなりの方にヒントを差し上げるコトは出来たのではないか…と考えれます。
私の人前で話すというコトの原点は…
小学生時代に遡ります。
いわゆる、児童会の会長に任命されてからに端を発します。
何か行事がある度に、壇上でご挨拶をしたり、運動会では宣誓をしたりするのです。
確か一学年6〜8クラスございましたので、全校生徒で1500人を超える数なのです。
大阪のベッドタウン化していったおかげで年々クラスも増え、夏休みが終わると学年に一クラス増えていたりしてました…
そんな折、新しい小学生が新設され学区が出来る様になりました。六年になる手前のコトです。
それは、今まで同じ小学校に通っていたり友達もその新しい小学校に行くコトを意味するコトなのです。
で、小学校新設においてのお別れ会的な大きな行事がございました。
で、その会で僕が挨拶をするコトになったのです…
原稿を書き、担当の先生の前で話すのですが、その先生がから文章は綺麗だが、もっと内からの言葉を入れなさい…とのアドバイス。
そう言われても、何を意味するか⁇わかりませんでした。何回か添削をして貰った記憶はございますが、ともあれ当日を迎えるコトに〜
壇上に立つ
話し出すといつも冷静でいられる
壇上から見ると、いつもより多くの人がいる
生徒・先生だけでなく、多くの関係者の姿も目に入る
で、ふと…あの子もあの子も4月からは別の小学校に行くんだ…あーなんかメッチャ寂しい…と言う気持ちが湧き上がってくる
で、その感情のおもむくままに叫んだ…
『僕たちは、別れたない!』
頬を涙がつたった
原文は…『私たちは別れたくないのです』みたいな感じだったのです。
周りは静寂に包まれる
よく見ると、生徒も先生も関係者の方々も泣いていました。
締めのの言葉をなんとか言い切り、礼をすると会場から割れんばかりの拍手をいただく…だけでなく、添削をして下った先生が駆け寄って来られ、涙ながらに『そんな言葉が欲しがったのよ、本当に良かったわよ!』と、おっしゃって下さいながら抱きしめられました。
それから数日後、街の大きな文房具屋さんのイナモリに行った時、そのお店の店主のオッチャンが僕を見つけるやいなや駆け寄って来られました。
『生駒君、この前のお別れ会の挨拶、僕たちは別れたない!あの言葉、良かったで〜思わず泣いたわー』と言われた記憶がございます。
『その体験が今の僕を突き動かしているのだ!』
と、いうコトを心に感じます。
心からの声だけが、人の感情を動かすコトを目の当たりにした貴重な経験。
いつの間にか…人材を人財に育成するコトこそが天命だと思う様、今の自分がいます。
さー、今日はさる会社の営業研修。
明日は、営業研修を終えてから再び、神戸に向かい、先日の研修講演を違うグループ600名の前でお話させていただけます。
全身全霊を持って、挑みます。
目の前の受講生の人生に関わるコトを自身にコミットして…
うーん、100パーセントのエネルギー値を傾けても全ての人には届かない…だったら200パーセントを傾けるしかない…
感謝。