2018 年 3 月 19 日
何故…地方百貨店の閉店が相次ぐ問題について…その❸

先週末からの第三段!いいコメントをちょういただきましたので、そちらへのフィードバックもさせていただきましょう〜
おはようございまする〜
今日は、何時もよりちょい早起きしました!
唯一無二の接客コンサル
人財育成専門
『魔法の接客術』アドバイザー
スーパー営業サポーター
モヒカン紳士
生駒俊介でっす。
それにしても、今後の展開が読めない…地方百貨店のドミノ倒し的な現象…
百貨店関連の記事…その❶
http://mohican.blog.jp/archives/75238804.html
百貨店関連の記事…その❷
http://mohican.blog.jp/archives/75271803.html
で、その❸がこの記事になります〜
この3月9日の土曜日にお書きしましたblog記事のフェイスブックには、いくつかのコメントをちょうだい出来ました〜
そのコメントの中で…
奈良の生駒で針灸マッサージ店を経営させれている大垣先輩からメッセージをちょうだいしました。大変に有り難い限りです!
大垣先輩、感謝申し上げます。
その中で、ユニバーサルスタジオジャパンや東京ディズニーランドと伊勢志摩のスペイン村とを比較させておられました。
USJとTDRは、常に建物を更新、新しいアトラクションを建てている…と書かれてました。
確かにそうで、ちょっと前にディズニーシーに行った時も新しいコーナーが出来ていました…ですが、いっぱい長蛇の列で見送りました!
ちょっと待ってください!
デパートやショッピングセンターの建造物とそれらは規模感が違うので比較対象になりません!と声が聞こえてきそうです…大汗💦
では、そもそも論でどこが違うのか…伝えますねー
百貨店の発想はモノ起点なんですね〜
例えば、商品をどう売るか⁉️
例えば、建造物で人を呼ぼう!
例えば、セール品で人にきてもらおう〜
だから、常に考えるコトは
商品(建造物)=人・お客様
なんですね〜
で…USJやTDRは、
例えば、ミッキーですか…⁉️
違います!ミッキーと写真が撮れる
例えば、ハリポッターだとハリポッターのアトラクションを体験する
例えばパレード、パレードは見るモノですか〜⁇彼等彼女等は役になりきり、観客に笑顔を振りまいたり、時には水鉄砲でお客様に洗礼を浴びさせたりする…お客様ずぶ濡れで楽しむ…そう楽しませるコト
つまり、モノ(商品や建造物)で人を呼んでいるわけでないコトがわかります。
百貨店でもあるんですよ〜
〇〇さんに会いに来た…と販売するスタッフとお客様が結ばれているケースが…ただし、そのスタートのほとんどがモノで結びついているコトが多いでしょう〜
そして、モノは何処、飽きられるコトが多い…
だから、百貨店のとった行動は、如何にキラー店舗を持ってくるか…
そうです、ヴィトン、エルメス、スタバ、ちょっと前からのユニクロ、最近ではニトリ…これってある意味何処にでも店舗ですよねー(^_^*)
そこに集客をお願いしているのです。
しかも、入金の掛け率もかなり低く、利益ベースは上がっても面積からの利益率は落としている状況…しかも店舗の一等地にしか入りません…
百貨店はモノ起点のマーケティングをしながら、自分達の力で集客することを諦めた〜ということになります。(^_^*)
一方のUSJやTDRは、常にお客様を楽しませるコトを考え、自分達の力で集客をする。中で働くスタッフに徹底した教育をし、人を育てるカテゴリーがしっかりしている。
例えば…先ず内部にあるディズニー大学的な学校でディズニーの掲げる理念を叩き込んだり…そこに、時間とお金と労力を費やすコトを怠らない〜
ちょっと違いが見えて来ましたよね〜
いかがですかね〜
で…スペイン村とかは母体の鉄道会社が基本コンセプトを考え運営&集客…しかも中のスタッフにそのイズムとか関係ない…専門性も感じるコトも出来ない…だとしたら。お客様も入らない〜
色んな違いがあり、USJやTDRが特殊なのかもしれない…イヤ違います‼️
成功している彼等のやり方には法則があるのです。
ただ、百貨店の上層部から見ると、上部のテクニックだけをいただこうとするから余計にややこしくなる。
先ず、何が決定的に違うか…物販をしている限りご来店いただいただけでは利益が上がらないんですよねー
つまり…モノを売るコトでしかキャッシュポイントがないと言う呪縛があるのです。
その呪縛が存在している限り、発想の原点がUSJやTDRとは違って来ます…これ等は入場の部分からキャッシュポイントがあるのですから〜
それって簡単な様に思いますが、そうそう5000円以上という金額を人は支払わないですよねー
夢と魔法の王国を体験するのに、何千円と言うお金を払い、園内ではここでしかしないだろうと思うカチューシャをこぞって買う…そんな世界、モノ発想のマーケティングじゃないから出来る世界観がそこにはあるのです。
それが、百貨店なら…我々の時代その昔に百貨店の屋上がそんな世界観があった様に思うのは、私だけなのかもしれないですね〜
そこに行くだけで楽しい場所
ワクワクする場所
今の百貨店には、そんな発想なんてない様に感じる次第です〜
うーむ、モノからのマーケティングの終焉がそこにある様な気がします!
シャイコフスキーざんす(^_^*)
感謝。