なぜ、あなたの商品・サービスには大きな価値があるはずなのに、どうしてそれを価値と感じる人になかなか出会えないのでしょうか？

その理由の大半は、的確な情報発信ができていない、つまり「あなたは誰に何を伝えたいのか？」が、自身の中ではっきりしていないからです。

分かりやすく言うと、それは、テレビに関心がなく普段からテレビを観ない人に一生懸命テレビを勧めているようなもので、それがどんなに素晴らしいテレビだったとしても、テレビに関心がない・必要ない人にとっては全く価値を感じない情報なのです。

もし、あなたが、自身の素晴らしい商品やサービスに価値を感じてもらえていないのだとしたら、おそらくこのような「ズレた情報発信」をしてしまっている可能性があります。

「価値」とは、それを価値だと感じる人にきちんと伝わってはじめて、「価値」として成立します。

だからこそ、あなたの顧客や見込み客が「価値」を感じ、「こんなメリットがある」と理解してもらえるよう、相手の立場に立ってきちんと「ことば化」し、伝える技術が重要なのです。

BtoBでエクステリア商材を営業販売していた、あるクライアント様がいました。

こちらの会社は決して大きな会社ではなく、当初、数名のスタッフでなんとか仕事を回しているような状態でした。

私が研修に入るまでは、「1日でも早く施工対応するのだ！」「1円でも安く商品を提供するのだ！」と同業他社に負けないよう、営業努力をしていました。

しかし、私からすると、こんなやり方では先細りしていく残念な未来しか見えなかったのです。

ですから、その時、私は社長に申し上げました。

「社長、『早い！安い！』を突き詰めるのもひとつ。ですが、その戦略は、あなたの会社の正当な価値提供にはつながらないように感じます。このまま同業他社と競争ばかりしていれば、いずれ社長もスタッフの皆さんも、疲れ切ってしまうと思いますよ。」

「う～む…俊さん、じゃあ、どうすればいいんですか？何か良い策があるとでも？」

「簡単ですよ、社長！『取引先の担当者のためになること、役に立てることってどんなことがあるのか？』これを皆さんで一緒に考え、話し合うのです。例えば、その担当者さんがエンドユーザーから喜ばれるような情報を調べて提供してあげるのです。」

「え？そんなことでいいのですか？」

と、あっけに取られた表情を浮かべた社長に向かって、私は笑みを浮かべ頷いたのです。

それを実践してから、この会社の売上は右肩上がり、しかも安売りせずとも契約が取れるようになり、社員スタッフも余裕を持った対応ができるように変わっていったのです。

そして、現在は、当初社内を覆っていた悲壮感はどこにもなく、社長をはじめ社員スタッフ皆さんの笑顔の絶えない素晴らしい会社になっています。

もうひとつ例を挙げましょう。

ある日、すでに契約期間が終了していたクライアント企業の人事教育担当者から電話がありました。

「これはこれは、佐藤さん（仮名）、どうもお久しぶりです！どうされましたか？」

「いや～、実は、俊さんの研修が終了してからというもの、そこで学んだことを社内に広めていくのがどうにも難しく、どうしたものかと悩んでおりまして…」

「なるほど、そうですか。では、いくつか社内で活用いただけそうな動画講座のコンテンツを差し上げましょう。それで、一度社内向けにインプットとアウトプットの習慣化を促してみてはいかがでしょうか？」

「え！？そんな…、そんなことしてもらっていいんですか？いや、でも…、もしそのコンテンツがいただけるのであれば、めちゃくちゃ嬉しいです！」

「もちろんですよ！私は佐藤さんが会社のために一生懸命仕事されているのを知っていますし、顔も名前も性格もよく知るスタッフの皆さんの成長のためですから。まあプレゼントだと思って受け取ってください」

「ありがとうございます！」

そして、そんなやり取りをしたのも忘れかけていた半年後、また佐藤さんから電話がありました。

「俊さん、今度またうちの会社向けの動画研修コンテンツを作っていただけませんか？もちろん、今回はしっかりお支払いもさせていただきますので…」

と、このように、私はあくまでも佐藤さんや元受講者の皆さんのために、役に立ちそうな情報（コンテンツ）を提供したに過ぎません（もちろん、動画コンテンツ制作にかかる多少のリソースは割きましたが…）。

そうしたら、佐藤さんは心底喜んでくださり、私がお願いしていないにもかかわらず、自主的に私のコンテンツの価値を改めて社長に説いてくださり、動画研修の契約決裁まで進めてくださったのです。

私のしたことと言えば、「佐藤さんにどんなことをしてあげたら喜んでもらえるだろうか？元受講者の皆さんのお役に立てることはないだろうか？」という発想でほんの少しサポートをしてあげただけです。

しかし、ありがたいことに、これが結果的に成果に結びついたのですね。

先のエクステリア商材販売会社も同様に、「お客様が求めている価値が何かを徹底的に考え、それをひたすら提供し続けた」から、大きな成長をなし得たのです。

結局、この発想ができる人はビジネスでも何でもうまくいっているはずです。

私が知っている優秀な生保営業パーソンの方は、「私にあなたの人生、あなたの家族の人生を預からせてください！」と胸を張っておっしゃいますし、私が通うファストフード店のスタッフさんは、「お客様とつながるのが私の仕事です！」と、満面の笑みで言ってくださいます。

私は、このような人たち…、「自分自身のミッションに気付き行動できる個人経営者・ビジネスパーソン」を日本中にもっともっと増やしていきたいと考えています。

きっかけは些細なことです。

成果が出ていないのは、ただやり方（ノウハウ）を知らないだけです。

だから、今回のセミナーでは、そのやり方を、どなたでも理解していただけるよう、お伝えいたします。

このノウハウは、私が大手百貨店のジュエリー販売員から、ジュエリー販売会社を独立起業、経営し、その後コンサルタントに転身して今日まで、30年間もの時間を費やし、会社員、経営者、コンサルタント、それぞれの立場で経験し、成果を出し、培ってきた、正に「門外不出のノウハウ」です。

そして、このノウハウを知ることで、あなたは「あなたの理想のお客様」と出会うきっかけにを手に入れられると確信しています。

個人経営者として世の中に価値を提供しているあなたの商品・サービス、そして、あなた自身が「お客様、会社、もっと言うと社会から認められ、選ばれる存在になる」ための一助になれば幸いです。

あなたのご参加を心よりお待ちしております。